りんりん&どんぐり&くれよんの発達障害ライフ

アスペルガー症候群の長男、トゥレット症候群の次男、そして波瀾万丈な母の3人で綴ります!

【アスペルガー症候群】どんぐりの足跡1️⃣

ブログを始めて、また嬉しい事がありました。
アスペルガー症候群の息子さんを心配する
お母様から、長男どんぐりが元気に過ごせる様に
なった過程を知りたいとコメントを頂きました✨
少しでも参考になれる様に、ここでじっくり
書かせて頂こうと思います。

アスペルガー症候群とは❓
『知的発達の遅れ、言葉の発達の遅れのない自閉症
であり、広汎性発達障害に分類されるものである』
との定義があるかと思いますが、どんぐりと
歩んだ経験を経て、今思っているのは、
知能検査をしたIQ値には問題ないのだけれど、
細かい検査内容によって出来る、出来ないの
差がとても大きく、点グラフで表すと凸凹に
なります。
と言う事は、得意、不得意の差が大きく、集団生活
において、出来る所を見ている人に、出来ない事を
笑われたり、わざとやっていないのではないかと
誤解され、注意をうける事があったり、
悪口を言われたりと辛い思いをする事が多く、
集団生活が苦手になってしまったり、
もしくは生きづらいと感じる事が多いと思います😓

🔷長男どんぐりの現在

長男どんぐり現在22歳。
近くのワンルームアパートに暮らし、
障害雇用の工場勤務をして、ほぼ自立が出来て
いるかと思いますが、まだ母りんりんの手助け
を必要な事があります😊
現在は、趣味をめっちゃ楽しんでいます😅
時々、このブログで記事を書いています✨

🔷長男どんぐりの小学校の頃

どんぐりが小学校の頃には、発達障害という言葉
を学校で、聞くことはありませんでした。
ネットも今ほど普及していませんでしたし
母りんりんもまったく知らず過ごして
おりました。

どんぐりにはお友達が多く、常に我が家には
2〜4人のお友達が遊びに来ておりました。
多趣味だった為だと思います🎵

学校の先生や登校班でのご注意は度々受けており、
その度、叱っておりました。
漢字がとても苦手で練習を重ねて、練習した
順番に漢字を書く事は出来ても、読み仮名を見て
漢字を書く事が出来ませんでした💦

何か変だと、りんりんの心の中では心配でしたが
他のお勉強はできるし、知的にも問題がないので
いつしか心配も消えていくという繰り返しでした。
不注意なのか、怪我が多く、外出時はとても心配
でした。特に自転車が・・・❗️
案の定、自転車で、車とぶつかり救急車で運ばれ
たと連絡が来て、慌てて病院へ駆けつけました😰
打撲程度の軽い怪我ですみ安心しました。
相手の方が謝りに来て下さいましたが、
どんぐりの不注意である事が、りんりんには
解っていたので、返って申し訳なく思い、
相手の方に罰がない様、警察の方にお話しました💦
そして、学校の宿泊体験や社会見学でも怪我や
熱が出てしまう事なども多々のありました💦

小学6年生の時、教室でお友達とふざけて遊んで
いました。
お友達を追いかけた時、落ちていた紙で滑り転び、
救急車で運ばれ大腿骨骨折しておりました。
3ヶ月の入院の時は、それはもう大変でした😰

そして、どんぐりが小学6年生のある日、りんりん
はTVで学習障害を取り上げた番組を見て、
あっ❗️これかもしれないと思いました😰
市の電話相談をした所、
『グレーゾーンと思われますが、担任の先生に
相談してみて下さい』と言われました。
早速、担任の先生に相談した所、
『だだ、漢字が特に苦手なだけだと思います。
他にも同様の子が居ますし、大丈夫ですよ🎵』と
言われ、またりんりんの不安は消えていきました。

のちに解った事ですが、
どんぐりは小学4年生頃から、
『自分は皆んなと違う』と感じ悩んでいた
そうです。
小学生の頃から、りんりんの不安をもっと明確に
して行動していたら、どんぐりのその後の苦しみを
軽減してあげる事が出来たのにと、本当に悔やんで
おります。

🔷中学1年生

中学校生活は特に注意を受ける事はありません
でした。
先生が熱心に、どんぐり用の漢字練習ノート
を用意して下さり、宿題になっていました。
頑張ってやってはいましたが、残念ながら
覚える事は出来ませんでした。

小学生の時も、中学生の時も熱はありませんが
体調が悪くて休みたいと言い2日程休む事が
1〜2ヶ月に1度くらいはありました。
この頃の母りんりんは、障害である事は解らず
熱がないのに、休んではいけないと頭から
湯気を出して怒っておりました😓
ごめんね、どんぐり❗️と今は思っています😖

🔷中学2年生

やはり熱は無いのですが、夜、眠れなかったから
辛くて休みたいと言い、お布団から出れない事が
増えていきました。

そして、笑わない、話さない、部屋で暴れる、
食事の時くらいしか部屋から出ないどんぐりに
なってしまい、注意をすると
『僕は変なんだ。病院へ行きたい』と言いました。
りんりんも連れて行きたいとは思っていましたが
精神科を受診する事をどう伝えるか、考えていた
所なのでした👍
すぐに受診したかったので、近くの大学病院に
行きました。
しかし初診予約は3ヶ月待ちであると言われ、
個人病院の方が早いと2件の情報を頂きました。
ちょうど夏休みなので、早くどんぐりの状況を
知りたかったのです❗️

🔷小児精神科の受診

自転車で、20分程で行ける病院にお電話すると
1週間程で予約が取れました。
女性の年配の医師でした✨
初診時に状況を話すと、まずは検査を違う場所で
受けてからでないと解らないので、検査の予約を
して、検査を受け、結果が出たら病院の予約をし、
次回は結果の書面を持ってくる様に言われました。
まだ、何も解らず不安なまま、診断結果を知る迄に
1ヶ月以上かかりました😖
当時を思い出すと、今でも何だかドキドキが
蘇ってきます💦

ここまで、お読み頂きありがとうございます😊
発達障害の事、少しでも多くの方に知って頂き
少しでも生きやすい社会ができるなら、幸いと
期待と願いを込めて、次に続きを書きたい
と思います🎵
また、読んで頂けると嬉しいです❣️